本屋さんの過ごしかた
本屋さんが好きです。
小さな本屋も
大きな本屋も
古本屋さんも
どこかの国の全く読めないものばかりのところも
アーティスティックで独特の世界観がごちゃ混ぜになってるようなところも。
本屋さんって
おたくの宝箱って思います。
こんなこと調べてるひといるの⁈
えーそこに興味あるんかい!!
うわ、もんのすごく詳しい…
たった1人の人生では
追求しきれない
膨大な量のデータが
わたしの好みなんぞそっちのけで
思い思いに主張する。
この身体では出会うことのない
無数のひとびと。
かれらが織りなす
宇宙のひとかけらを
ギュッと詰めたのが
「本」なんだと思います。
だれかの宇宙のおすそ分けとも言うのでしょうか。
時間も越えて
空間も越えて
存在も越えて
今
このタイミングで
わたしの前に
ヒョイっと姿を現わすかれらは、
わたしの無意識の現れとも感じます。
好みとはべつに
わたしのアンテナが
なにをキャッチするのか。
本屋さんに行って
足が向かうままに
進んでみるのもいいかもしれませんね。