南相馬交流ツアー 情熱のちから
少し前のことになりますが
9月初旬、
「相馬野馬追」で有名な
『2011年3月11日 東日本大震災』
そして、福島第一原発の事故と
南相馬も
この日を境に
大きく舵を切らざるを得ない方々が
多くいたことでしょう。
お隣の宮城県が実家ではあるものの
震災後、福島の地へ行く機会がなく
今回、恥ずかしながら
初めて足を運びました。
きっかけは、
友人から紹介された『南相馬交流ツアー』。
震災後に始まったこのツアーは
なんと今回で44回目。
中には、20回以上参加されている方も・・・
季節によってツアーの内容は変わり、
今回は、
・羽根田・カンポス彗星を見つけた
南相馬の偉人 羽根田利夫さんについての講演会。
・移動型プラネタリウム
※40年前の9月1日、羽根田さんが見た夜空を再現!!
・天体観測
※天体望遠鏡の会社の社長さんが持ち込んだ望遠鏡にて☆
・羽根田・カンポス彗星発見の地視察
・ポニー乗馬体験
そして、
地元の食材を使ったお食事と
てんこ盛り!
ツアー中のイベントには、
南相馬に住む方々も一緒に参加し
交流できるという
なかなか普通のツアーにはない工夫も。
正直、ここまで楽しみきれるとは思ってなかった・・・(笑)
このツアーに参加して
一貫して感じたのは
「情熱」
ツアーを企画し、続ける想い。
南相馬でサイエンスを通して、
復興、教育の課題に取り組む挑戦。
星空を眺め続け、
彗星発見へと繋がった粘りと夢。
望遠鏡の会社を創り、
天体の魅力を届ける力。
今の南相馬で生きることを選択した意思。
ツアーの参加者一人ひとり、
あらゆる場所で関わった方々、
それぞれが内に秘めた
熱いなにかをもっていること。
そして、
その純粋な熱量をもとに
日々を生み出しているということ。
一人ひとりの生き方・バックボーンを持って
南相馬の地で出会い
想いが凝縮され
共に創りあげる
一回限りのツアー。
個性が爆発し
魅力たっぷりの皆様との
濃厚な2日間。
ほんとに楽しゅうございました。
みなさまにとって
躍動する日々でありますように。