Re-birth 「ただいま」から始まる可能性∞LIFE

共に心を耕し、無限の可能性の花を咲かせる ☆こころの路cocreator☆徒然blog

南相馬交流ツアー  忘れてはいけないこと

前回に引き続き

南相馬のおはなし。

 

今回のツアーでは

スタートから自己紹介をはじめ、

普通のツアーにはない展開が

次から次へと繰り広げられ

本当に楽しませていただきました!

 

 

しかし、

その中で忘れてはならない

とても大切なことが・・・

それは、原発事故のこと。

 

ツアーの最初に

国道6号線沿いを走り、

帰還困難区域がある富岡町

今、どんな状況なのかを

教えていただく機会がありました。

 

 

道路には

一般車両が入らないように

バリケード、または警備員が立ち

 

民家の全てに

敷地に入れないよう

バリケードが張られ

 

警備員以外に

歩いている人は

一人もいない。

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人がその地と共に生きることができないとは

こうゆうことなのかと

実際に見て初めて

大きな衝撃を伴って

知った気がしました。

 

 

2011年3月11日を境に

時間が止まっているのではない。

 

バリケードが張られた民家の周りで

高く伸びた雑草たちが

年月の流れを感じさせると共に、

背を伸ばして家主を探し

天に向かって

この年月分の悲しみを

訴えているようにも見えました。

 

 

原発に賛成、反対ということは

人それぞれ。

 

 

ただ、

まずは知ること。

話を聞くだけでは分からない

行って、見て、

初めて

分かる、感じることがある。

 

そして

忘れないこと。

人間の進化に貢献した科学技術が

大いなる危険をもたらすことがあることを。

他人事ではなく

この日本で今も

その苦しみと闘っている地があることを。

 

 

興味がある、ないではなく

足を運び

一人一人、それぞれが感じ、

知ることが大切だと、

大きなショックを伴いながら思っています。

 

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ツアーを通して

伝え続けている主催の方々への感謝と共に。

 

二度と同じ悲しみが生まれないことを願って。