Re-birth 「ただいま」から始まる可能性∞LIFE

共に心を耕し、無限の可能性の花を咲かせる ☆こころの路cocreator☆徒然blog

My Re‐Birth Story vol.3

強烈な人間関係への諦めと同時に、心の平安を希求した小学校時代。

 

それから年を重ね、大人になるほどに

不信を隠して人に合わせることには磨きがかかり

相手がどうしてほしいのか察することがオートにできるようになっていった。

 

その一方で、自分の感情を切ってコントロールすることを覚え

孤独も寂しさも不安も、感じないようにすることもうまくなった。

 

 

 感情の起伏は少なく、人前では愛想よく

いつもほどほどに成績優秀組に入り

目の前のことには一生懸命に努力し取り組む。

そんなわたしは、外からみたら、大きな挫折もなく

そこそこ成功した人生を送っているようにみえたらしい。

 

いや、当の本人も、そう思い込んでいた。

「自分の心」と分離し

心がひとりぼっちで固くなっていることにも気づかずに・・・。

 

 

大学を卒業して足を踏み入れたのはホテル業界。

配属されたブライダルコーディネーターは、

お客様の話を引き出しながら、

相手が持っているイメージを察して、共にカタチにしていくと同時に

どんなときも焦りや怒りの感情を表に出さないという

私にはもってこいのお仕事だった。

 

お仕事という土台の上では、

相手がいて合わせることが得意な私は

お客様との信頼関係は築けるし、

料理人やスタッフ関係者とも、多少のトラブルはありながらも

協力して創り上げることの喜びと感動を得ることもできた。

 

「うわーーー!やりきったーーー!!

 もうこの仕事に思い残すことはない!」

今までにない充実感を胸に、約7年半のホテルスタッフ生活に終止符を打った。

 

そして、

「さぁ、やりたいことをやるぞーーー」っと

勢いこんだ矢先、

転職活動の自己分析で、底なし沼に片足が入った。

 

「あれ?やりたいことがわからない・・・」

 

「いや、でも面接受けたら、その会社に合う人材が欲しいんだから

 きっとだいじょうぶ、だいじょうぶ。」

 

そして、面接を受ける。

『うちの会社に入りたいという意思が感じられないので、不採用。』

何度受けても、ほとんど同じ理由で落とされる。

 

 「ど、ど、どうしよう・・・」

 

自己分析をやればやるほど、分からないことだらけ。

やりたいことも分からない。

楽しいと感じることも分からない。

得意なことも分からない。

興味がある仕事も分からない。

入りたい会社も分からない。

自分のことが分からない・・・。

 

ずっと「分からない」と向き合う日々。

 

「もう自分のことが自分で分からない。

 誰か私の人生を決めてほしい・・・。」

自分の人世の匙を投げた瞬間だった。

 

頭の中は、分からないこと尽くしで埋め尽くされ

不安はどんどん深くなり、とうとう底なし沼に両足を突っ込んだ。

 

「わたし、自分のことが信じられない。

 もうこのまま生きていくの、無理だ。」

 

どこまでも深い絶望と恐怖、不安。

そして、自分への不信が、

自分の中にあると知ってしまった私は、

未来は真っ暗闇に思えた。

 

しかし、底なし沼にどっぷりつかり込んだ私の前に

ある日、底なし沼から出る方法

ではなく、

底なし沼も、そこにはまって出れない私も

どちらも消してしまう方法と出会う。

 

 

この続きはまた次回のblogにて☆