内が輝きだすとき (by atomic jungle - ark Zoo)
先日、とっても刺激的な個展に行ってきました!
その名も
「atomic jungle - ark Zoo
画家が描く空想動物園」
画家の鈴木掌さんは、
青年海外協力隊としてルワンダ共和国に派遣されたのをきっかけに
『アフリカ人の貧困層が才能や可能性を生かして
成功するための文化、環境づくり』
をテーマに活動されているとのこと。
空想動物園の動物たちは
以前、ライブパフォーマンスによって
描かれたものも多く、
その場限りの時空間とインスピレーションによって
生み出された世界観は
ググッと惹きつけられるものがありました!
その中でも、
心を一気に持っていかれた瞬間が・・・。
会場が真っ暗に切り替わり
ライトを向けると
平面の中にいた動物たちが
強い生命力とともに
内に秘めたそれぞれの輝きを
解き放ち始めたのです!
その躍動感溢れる動物園に浸りながら、
人間も同じだなと
ふと思いました。
外(今回であれば、暗闇のライトの光)と出会うからこそ
1人ひとりが持っている個性が
個性として認識され
輝くのだと。
1人でいたら、
自分の持っている能力も個性も
当たり前で
自分の価値を感じられないこともあるかもしれない。
時には、
隣の芝生が青く見えて仕方ないときも
あるかもしれない。
それでも、みんな
ほんとはそれぞれの光を
今も放っている。
お互いが
お互いの光と出会い、照らしあうからこそ
違いが明確になり
活かしあい
違いそのものが輝きだす。
きっと鈴木さんが
取り組んでいることも
ルワンダの外から中に入ったからこそ分かる
ルワンダの個性を起点に
自立へ向けた動きなのだとも思いました。
自分が
誰かを輝かせる外(光)となるならば
ありふれた日常が
今までとは少し違って見えてきそう。
そんな予感も抱きながら
素敵な刺激をいただいた
atomic jungle - ark Zooでした☆