Re-birth 「ただいま」から始まる可能性∞LIFE

共に心を耕し、無限の可能性の花を咲かせる ☆こころの路cocreator☆徒然blog

「坂本八幡宮」を訪れて

先日、ひさしぶりに九州を訪れたという両親に連れられて

今話題のあの場所に行ってきました。

 

それは、福岡県太宰府市にある

「坂本八幡宮」

 

次の新しい元号「令和」の起源となった

梅花の歌が詠まれた地として、注目されていますね。

地元の神社として大切にされてきたのであろう小さな神社は

私が訪れた時も、平日にも関わらず、多くの人が参拝されていて

ボランティアの方々が温かく対応していらっしゃいました。

 

 

本八幡宮は

万葉集「梅花の歌」の作者と言われている歌人 大伴旅人の自宅があったとされ

「梅花の宴」が開かれたといわれています。

 

大伴旅人も、宴に参加し共に歌を詠んでいた人々も

まさか1200年以上のときを越えて

この地が日本中に知れ渡り、多くの人が訪れて来ることになるとは

思わなかったことでしょう。

 

 

梅花の歌が収められている「万葉集」という名前は

諸説あるようですが、そのうちの1つに

『万世にまで末永く伝えられるべき歌集」

ととる考え方があるようです。

 

その名のとおり、長い年月、多くの時代を経て

人から人へと脈々と伝えられてきた万葉集を通じて

今、「天平2年」という時の点と「平成から令和へ」の時の点が

交わり繋がろうとしています。

 

表の通りから少し奥まった場所に密やかに佇む神社を訪れて

時と時、空間と空間、人と人、

脳のイメージの限界を越えて出会い、繋がっていく不思議さと神秘さを感じました。

 

新しい元号がもたらす影響は

思っている以上に大きなものなのかもしれませんね。

「令和」について、もっと深めてみようと思います。