Re-birth 「ただいま」から始まる可能性∞LIFE

共に心を耕し、無限の可能性の花を咲かせる ☆こころの路cocreator☆徒然blog

場を創るパワー (劇団四季 ライオンキングより)

ある平日の昼下がり。

大井町の商店街を早足で歩く。

 

道なりには、

足取りをよりいっそう軽くさせるかのように

旗が並び、

「ようこそ~」

と道案内をしてくれるかのよう☆

 

 

向かう先は

「四季劇場(夏)」

 

そうです、

世界中で愛され

日本でも20年というロングラン記録を打ち立てている

『ライオンキング』

を、先日鑑賞してきました!

 

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何度も観にいく方がいるのも納得。

ストーリーはもちろんですが、

キャストの方々に

音楽や衣装、舞台装置に照明・・・

全てがピタっと調和し、

劇場の中の世界は

まさに、

アフリカの大地!

ぐいぐいと熱く

観客の心を

ステージ上へと

引っ張りあげていき

ほんとにパワフルでした。

 

 

人間が

人間という存在が介入することのない

動物だけの世界を

創り上げていく。

映像ではなく

自らのカラダを使って。

 

「自分は人間だ」という

認識のまま、

動物を演じれば

それは、動物のマネをした人間。

 

「自分はライオンだ」という

アイデンティティの上で

人間の身体という道具を使って

動物そのものとなる。

 

そんな意思と気迫を

全ての動物たちから感じました。

 

 

そして、わたしが心惹かれたのは

舞台横で音を担当していた方々。

ストーリーの舞台である

広大なサバンナの地そのものの

息遣いを、

そして、その地に生けるものたちの

生命の躍動を

音という振動によって表現していく。

 

それは、

日本に住む日常からやってきた観客と

サバンナで生きる動物たちの舞台

という差を取り、

スタートからラストに向かって

振動を増幅し続け

1つの大きな波を作っているように感じました。

 

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劇団四季が創りあげる世界を

思う存分に

たっぷり味わって思ったこと。

 

それは

最寄駅を降りたところから

ライオンキング一色に

心を染め上げ

会場が見えたころには

すでに、ライオンキングが好きになってしまっているくらいの

徹底した場を創り上げる力。

 

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私たちの日々も一緒だなぁと思います。

どんな一日にしたいのか、

最初に

自分が創りたい一日のイメージのセッティングができるのかどうか。

妄想力を発揮して

職人のように細やかで心躍るイメージができたら

アートのように時間をクリエイトできるかも☆

 

そんなヒントをいただいた

実り多き

ライオンキングとの出会いでした。