Re-birth 「ただいま」から始まる可能性∞LIFE

共に心を耕し、無限の可能性の花を咲かせる ☆こころの路cocreator☆徒然blog

終わりなき進化の予感

「わたしのようにはなってほしくない」

 

先日、ママの変化を応援するイベントに参加して

『お母さん』の重要性を感じたとき

約4年前、

母に言われた冒頭の言葉が頭に浮かんだ。

(尊厳ママリライズ協会のイベントに参加しての気づきはこちらを☆)

 

 

わたしと母はとてもよく似ている。

姉よりもわたしのほうが

思考や行動パターンがそっくり。

母も次女だからだろうか・・・

 

いや、わたしは小さなころから

暇さえあれば母にくっついていた。

家族単位で過ごす時間以外でも

母にひっついて離れなかった。

 

母が仲の良い友人と過ごすひととき

社宅に住む多くの人との会話

普段の何気ない言葉

日々の小さな選択

状況によって変わる気配

 

ずっと隣で、見て、感じていた。  

 

多くの子どもがそうであるように

わたしにとっても

母は、他の誰よりも見本であり

影響力が大きかった。

 

大好きな母の期待に応えたくて

母の反応を見ているうちに

知らず知らず判断基準、思考パターンは

母を真似るようになっていた。

 

そのまま大人になったわたしは

何かを決める際

母や周りの人たちの考えや意見に合わせ

自分の意見に自信を持てない

受動的なパターン身に付けていた。

 

そして、以前のブログでも紹介したように

やりたいことが分からず

未来に希望が持てずに

心が迷子の日々を過ごすようになる。

 

その彷徨う苦しい想いを

母に話したとき

母は自分も若い頃、同じような経験があったことを話してくれた。

そして、その後に言われた言葉が

「あなたは私ととても似ている。

 私のようにはなってほしくない。」

 だった。

 

正直、その言葉を聞いたとき

「そんなこと言われても、どうすればいいんだ・・・」と

母という見本を失い、絶望的な気持ちになった。

そして、

「新しい自分に変化しなければ

 もう未来なんて考えたくもない。

 いや、生きてる意味なんてあるんだろうか。」

と、喪失感の中、変化の糸口を探し始めた。

 

そこで、出会ったのがnTechである。

海とお魚の例を使って

母と子の関係性だけではなく

あらゆる関係性の成り立ちを紐解いていき

最後は、全てが繋がる仕組みが観えてくる。

そして、その先に

新しい人間

新しい関係性

の再規定が起きるのだ。

 

それが分かったとき

幼少期の母と子の関係性がどれくらい今の自分を作っているのか、

そして、母親という立場の影響力と重要性を理解することができた。

だからこそ、

私を守り育ててくれた母に感謝の心を抱きながら

母のことも、自分のことも

過去の強固なイメージから解き放ち

新しいイメージを創造できるようになってきた。

そして今や、母から

「あなたの考えてることは読めないわ」

と言われるほどに

私自身も変化してきている。

 

この自分の変化とともに、

母との関係性も、その他のあらゆる関係性も

新しく構築できることが

今は楽しくてたまりません。

未来を考えたくもなかった私は

未知の未来を創りたくて、一歩一歩進んでいます。

 

人間ってほんとにどこまで変化できるのか。

終わりなき進化の予感を感じつつ

2019年をスタートした今日この頃です。